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私立幼稚園の魅力とは
私立幼稚園の魅力
幼稚園は学校教育法第一条に定義された「学校」であり、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして位置づけられています。この点が保育所とは決定的に違うところです。
島根県では公立幼稚園の数が圧倒的に多いですが、全国的には約80%の園児が私立幼稚園に通っています。私立幼稚園は、その長い伝統を生かし、地域にふさわしい幼児教育を行っています。
◎幼稚園と保育所はどう違うの?
幼稚園は小学校・中学校などと同じく学校教育法にもとづく「学校」で、文部科学省が所管しています。保育所は児童福祉法にもとづく児童福祉施設で、厚生労働省が所管しています。
幼稚園では、幼稚園教諭免許を持った先生が指導計画を立てて、一人ひとりの子どもの日々の指導に当たり、適切な援助を行います。
◎なぜ3歳から?
子どもは、3歳頃から自分でできることは一人でやりたがるようになり、子ども同士の遊びなどへの興味も湧いてきます。団体生活もできるようになるこの時期から友達とのよい関係を作り、いろいろな出来事を経験し、生活習慣や善悪を覚え、協調性や自立心を養うなど豊かな人間性を育むことは、人間形成の基礎作りとして極めて重要です。これらを体験し、伸ばしていくところが幼稚園です。
◎教育は財産
幼児の体験は、小・中学校だけでなく、大人になってからも全人格に影響を及ぼします。その意味で、幼稚園でしっかりとした幼児教育を受けることは、将来にわたり、豊かで健全な人格を形成するための大きな財産になるといえます。
◎私立幼稚園って?
私立幼稚園には、それぞれの建学の精神があり、理想とする教育・保育理念に基づき、特色ある個性豊かな幼児教育を推進しています。ですから、子どもにふさわしい幼稚園を自由に選択できるのが私立幼稚園のメリットです。
◎就園奨励費とは?
私立幼稚園に通う園児の保護者に対して、負担の軽減を目的に、就園奨励費補助金が支給されています。
※お住まいの各市町で補助条件や補助額が異なっておりますので、市役所やお住まいの地域の幼稚園へお問い合わせください。
◎預かり保育とは?
共働きやその他の事情で家庭での育児ができない方を対象に、幼稚園の教育時間終了後や夏休み等に、同じ幼稚園の中で保育する事業です。島根県内のほとんどの私立幼稚園で行われています。
預かり保育実施時間は、各私立幼稚園にお尋ねください。
◎島根県内の私立幼稚園
それぞれの地域で、独自の思いを持って幼稚園教育に取り組んでいますが、どの園も、まず子ども達の豊かな発想を大切にし、遊びの中から生まれてくる独創性、創造性を大切にしています。
幼児期の柔軟な思考をより良い方向に育てていくように、各園では研究・研修を深めながら、毎日の保育実践に取り組んでいます。
園での様子をご覧いただくことは、どの園でも歓迎しています。
ぜひ一度、お近くの私立幼稚園にお問い合わせください。